FX、株で絶対勝つ方法(ダウ理論入門)

この本は、英語版では一冊の本を日本語版では一部と二部の2冊の本に分けた本であり、日本語版では入門編に実践編の目次がはいっているというちょっと不思議な目次の本である。一部で著者がいいたいことは、以下のとおり。

 

1、株価の持合いパターンは出来高とともに、需要と供給の重要な変化を反映しているそれらはある株価水準に進むためにエネルギーを蓄積し、その圧力が高められ、株価をどのぐらい高められることについてのシグナルを出している。


2、トレンドとトレンドラインは株価が向かう方向を決定したり、その方向が変化するのを予測するなど、保ち合いパターンを補完するものである。


3、支持圏・抵抗圏は、以前の取引や売買によって形成される。それらは売買のタイミングというより、株価の動きが鈍くなったり終了するのか、そしてどの水準で売りや買いが増加するのかなどについて示してくれる。


4、ダウ理論を含む大局的な見方を軽視してはいけない。一般大衆の逆をすることは報われるかもしれないが、基本となるトレンドに逆ってはいけない。<font color="#FF0000">ダウ理論は、メジャートレンド、修正トレンド、マイナートレンドの3つのレベルで構成される。</font>メジャートレンドは、1年以上の大きな動きで20%以上の上昇・下落となる。修正トレンドは、メジャートレンドの動きをさえぎる反動的な動きであり3週間から数か月続く。マイナートレンドは、6日から3週間である。

 

 ダウ理論の欠点は、ダウ理論は遅すぎるシグナルであり、不確実かつ、修正トレンド(中期トレンド)では役に立たない。
 しかし本書では、<font color="#FF0000">テクニカル分析に大きく信頼を寄せており、50年以上読み続けられているところをみると、チャートによる株式市場のテクニカル分析が有効であるという点である。</font>本書は、反転パターン、保ち合いパターン、トレンドライン、支持圏、抵抗圏を利用し、チャートを作成する。また、ダウ理論とヘッド・アンド・ショルダーとの関係性も指摘されており、ヘッドからネックラインまでの下落、それに続く右肩の天井までの上昇、そしてネックラインを割り込む急反落では、ダウ理論における下降トレンドのシグナルと類似している。

 

ロバート・D・エドワーズ他 2008 『マーケットのテクニカル百科――入門編』パンローリング

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