ラリー・ウィリアムズの株式必勝法(FXも使える)
ラリー・ウィリアムズ 2003『ラリー・ウィリアムズの株式必勝法』パンローリング
本書は、本書は米国で発行されている「株式トレーダー年鑑」の最優秀書籍に選ばれているらしい。基本的にはアノマリー投資のススメであり、以下の様な投資の問いに答えて強気に投資すべしだと指摘している。
マーケットの底を予測するとき、10月が最重要視されるのはなぜだろうか?
下1 ケタが「2」か「3」で終わる年に、理想的な買いのチャンスが到来することが多いのはなぜだろうか?
株が過小評価されているかどうかを判断するにはどうすればいいのか?
詳しくは読んでほしい。
個人的には、ラリーのギャン批判が笑えた。
「W・D・ギャンは、死ぬ間際1000万弱の資産で、トレーディングで家族を養うことができなかった。エリオットも研究するだけ無駄だ」とラリーは指摘している。
ギャンといえば、1929年大恐慌を予見し、巨万の富を築いた相場師で株をやるものにとっては伝説的な人物であるがラリーはあてにならないとばっさり。
さらに、エリオット波動理論で有名な、R・N・エリオットもばっさり。
うーん。でもアノマリーも100%アテになるのかといえばそうでもない。。。個人的にはアノマリーを参考にしつつ連動性のある指標(ダウとか日経平均とか)を参考にしながら短期トレードが一番良いと思うのだが。
それでも本書のアノマリー発見手法ともいえるラリーの方法論については参考になった。
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